ロケ地巡り

タイドラマ 「BITE ME」のレストランがあるカルチャースポットThe Jam Factory【ロケ地】

2021年10月29日

現在放送中のタイBLドラマ 「Bite Me」は、バンコクのとあるレストランを舞台にした作品。

毎回登場するタイ料理を作るシーンは、TVコマーシャルのように映像が美しく、グルメドラマとしても楽しめるドラマです。

タイで放送が始まったのは、8月29日(日)。日本では2021年9月1日(水)からU-NEXTで配信が始まり、ほぼリアルタイムで放送されました。

本記事では、「Bite Me」の作品概要と、ドラマの舞台となったレストランなどのロケ地について紹介します。

タイドラマ「BITE ME The Series」 作品概要

作品名:BITE ME The Series (バイト・ミー・ザ・シリーズ)
作品名(タイ語):ส่งร้อน เสิร์ฟรัก
制作年:2021年
原作小説:「Grab a Bite」
原作者:Sammon

公式サイト
ドラマ Instagram
ドラマの中のレストランIm Aue Instagram

原作者は「Manner of Death(マナー・オブ・デス)」と同じSammon先生。日本語訳の小説も角川文庫から発売が決定しています。(日程は未定)

あらすじ

とあるシェフコンテストで準優勝したAue。彼は自身のレストラン「Im Aue」(ร้านอิ่มเอื้อ)も経営する有名シェフですが、ナンバーワンシェフの座は掴みとれずに、何が自分に足りないかと過ごす日々。

ある日、デリバリーの配達員としてレストランを訪れた大学生Aekに並外れた料理の才能があることに気付き、彼をレストランで働くように誘います。

作品トレーラー

出演者

Aek役


【ニックネーム】Mark(マーク)
【名前】 Siwat Jumlongkul (シワット・チャムローンクン)

Instagram

代表作
「Love By Chance」ケンクラ役
サッカー部のテクノーに恋する高校生のケンクラ役。映画「homestay」にも出演。

2000年3月30日生まれ。チョンブリー 出身。

Chef Aue役


【ニックネーム】Zung
【名前】Kidakarn Chatkaewmanee (キダカーン・チャッケオマニー)

Instagram
Instagram(フィルム写真アカウント)

「BITE ME」を観る方法

画像提供:U-Next

日本ではU-NEXTで配信中。(ほぼリアタイ!)

BITE ME The Series 日本語字幕版(全12話)
【配信先(日本)】U-NEXT
【配信形態】見放題(追加料金なし)
【配信開始日】2021年9月1日(水)12:00以降、毎週水曜に最新1話更新

初回登録の方は、31日間無料


U-NEXT

(お試し期間内に解約可能)

U-NEXT

Bite Meの原作小説

Grab a Bite
言語:日本語
単行本:464ページ(電子書籍あり)

Sammon先生の原作小説は、日本語訳版が角川文庫から2022年1月21日に発売。お値段は、タイ沼の原作小説にはめずらしく1000円を切ってます。(電子版もあるので、近々読みます!)

布教シートを見る限り、穏やかな雰囲気のドラマと違い、かなり甘そう。ドラマ→原作の順番の方が楽しめそうですね。

Bite Meのメインの撮影場所、The Jam Factory

ドラマに登場する多くのシーンを撮影しているのは、「The Jam Factory」という場所。市内中心地から見ると、チャオプラヤ川対岸にあるクロンサーン地区に位置します。

ここは、アートギャラリー、レストラン、書店などが集合するカルチャースポット。元は倉庫だった一帯をリノベーションして作られました。敷地内には計5つの建物があります。

「The Jam Factory」で撮影に使われた場所

・レストラン「The Never Ending Summer」(2つの建物)
→ 主人公たちが働くレストラン「Im Aue」(ร้านอิ่มเอื้อ)、お菓子を販売しているレストラン

・アートギャラリー
→ Aueのお母さんのアートギャラリー

・チャオプラヤ川沿いの小道

ドラマの中ではアングルなどを工夫し、別の場所のように撮影されていました。例えば、レストランに出勤するシーンでは、アートギャラリーが映らない角度で撮影したり、実際にはない場所に駐車場を作るなど。

実際には、お母さんのギャラリーには、レストランから歩いて1分で到着します。

「The Jam Factory」の全体の作り

実際に歩いたらどんな感じなのか、入り口から順に説明します。

入り口にある駐車場の奥に見える最初の黒い建物がカフェ、本屋、デザイン雑貨店などが入居する建物。

The Jam Factory タイドラマ 「Bite Me」ロケ地・聖地巡礼

ここにあるカフェ「li-bra-ry」は、「Theory of Love(セオリー・オブ・ラブ )」でMikeくん(Chinnarat Siriphongchawalit)演じるBoneが働いていたカフェ「a Coffee Roaster by li-bra-ry」と同じ系列店。そちらは、チャオプラヤ川対岸にあります。「li-bra-ry」は、パンダンリーフのワッフルが有名なカフェで、週末は混雑します。

本屋は、タイ語の本を中心に扱います。独立系書店なので、街中の本屋とはかなり異なる作品が揃っています。

the jam factory 本屋さん バンコク 独立系書店 ブックストア写真


その隣にある建物が、ドラマ内でシェフAueのお母さんがオープンさせたアートギャラリー。もちろん、正装の必要はありません。誰でも気軽に入ることができます。

The Jam Factory タイドラマ 「Bite Me」ロケ地・聖地巡礼
お母さんのアートギャラリー

ギャラリーの前の屋外スペースでは、音楽・アート・ファッションなどのイベントが行われることも。写真(下)の左手に見えるのが、一番最初の建物。

The Jam Factory タイBLドラマ 「Bite Me」ロケ地・バンコク聖地巡礼 アートギャラリー レストラン 写真 
The Jam Factory タイドラマ 「Bite Me」ロケ地・聖地巡礼 アートギャラリー レストラン 写真

写真(上)左手、アートギャラリーの奥にあるのが建築事務所。ここのオーナーは著名な建築家で、彼のオフィスになっています。

ちなみに、映画「デュー あの時の君とボク」(Dew)で主人公(大人Pop)の嫁役だったYarindaさんは有名な歌手・女優であり、建築家。オーナーと親族で、こちらの事務所に所属しています。

その次にある倉庫がレストラン「The Never Ending Summer」。ここは元氷倉庫でした。

ドラマでは厨房がある場所と、お菓子を売っている場所に分かれていたように、実際も2つの建物に分かれています。

同じレストランですが、提供している料理が異なります。レストランについては、次の記事で詳しく紹介します。

更に奥に進む、出口を抜けると、チャオプラヤ川があります。川沿いは歩道になっており、クロンサーン市場、船着場、ミレニアムヒルトンホテルへと繋がっています。この歩道も撮影に使われていました。

The Jam Factory タイドラマ 「Bite Me」ロケ地・聖地巡礼

乾季の間は、フレアマーケットやアートイベントが行われていることも多く、お洒落な若者や近隣住人や家族連れで混雑することもしばしば。(コロナ前)

中心地にはない、ゆったりとしたスペース。のんびりとリラックスできる場所なので、ぜひ時間に余裕を持って訪れてみてください。

店舗詳細・行き方


■ The Jam Factory
ザ・ジャム・ファクトリー

・住所 : 41/1-5 Charoen Nakhon Rd, Khlong San, Bangkok 10600
・最寄駅 : BTS Charoen Nakhon駅、またはBTS Kholng San駅(ゴールデンライン)
・アクセス方法: BTS Kholng San駅から徒歩4分
BTS Charoen Nakhonから徒歩5分
・電話番号 : +6628610950
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■ The Never Ending Summer
ザ・ネバー・エンディング・サマー

・アクセス方法: The Jam Factory内
・電話番号 : +6628610950
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一緒に訪れたい、近隣のロケ地(他作品)

The Jam Factoryの周辺には、タイドラマ やタイ沼関連のロケ地がいっぱい。徒歩圏内にこんな場所があります。

・Icon Siam

「Theory of Love(セオリー・オブ・ラブ)」の映画館と屋外バーHOBSが入っている大型デパート。Bright君が出演予定だった2020年(2019年年末)のカウントダウンイベントの会場でもあります。ここは、The Jam Factoryから歩いて5分もかからない場所。ちなみに観光客なら余裕で丸一日過ごせるくらい、なんでも揃っているデパートです。

・Lhong 1919

広告やファッション撮影によく使われる、中国寺院とレストランやお店が一緒になった施設。少しレトロな中国っぽい雰囲気の写真や動画は、よくここで撮影されています。Kazz MagazineやLactasoyで記憶にある方が多いはず。

Che Chin Khor Temple

「Our Skyy」のPete Kao編(Dark Blue Kiss)のデートシーンに登場した、高い塔がある中国寺院。

他にも、タクシーを使う必要がありますが、「Love Beyond Frontier」のゲストハウス、ワット・アルンやArtist’s House(魚の餌を食べたシーン)もそう遠くない場所に。また少し距離はあるものの、「Sotus The Series」のラマ8世橋にもアクセスしやすい場所です。

これらの場所はどこも観光客はもちろん、バンコクに住んでいる人が遊びに行っても楽しめる場所ばかり。私も友人がタイに来たら、遊びに連れていきます。

タイドラマ を観ていない方と一緒に行動する場合でも、気兼ねなく廻ることができるはずですよ!説明すると長くなるので、また別の機会に詳しく紹介します。

次の記事では、「Bite Me」に登場するレストランと、その料理を食べる方法について紹介します。

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