日本(タイ国外)に住んでいる方が、タイのオンラインサイト「Lazada(タイ)」で商品を買う際の、登録〜購入の流れを解説します。
初めて利用される方に向けた記事になります。
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【はじめに】日本からLAZADA(タイ)を利用する方法
LazadaはAmazonのように東南アジアで展開する巨大ECサイトであるものの、そのサービスは、それぞれの国内のみ。海外発送は行っていません。
Lazada(タイ)で購入した商品を受け取ることができるのは、タイ国内の住所のみ。
タイ国外から買い物する場合は以下の方法があります。
(1)タイ国内で代わりに荷物を受け取り転送してくれる、転送倉庫(転送業者)を利用する (2)代わりに購入→発送してくれる、代行サービスを利用する |
(1) 転送倉庫は複数あるようですが、Buy and Shipを使用された方の体験談をよく見かけます。私は未使用なのでコメントは差し控えます。他者など比較した上で、ご利用ください。
(余談ですが、問い合わせた所、日本(や他国)からタイに向けて発送することはできないとのこと)
(2)割高になりますが、購入から発送まで代行してくれるサービスを利用する方法もあります。(例:HIS)商品代金と依頼料に加え、商品購入額に対して10%ほどのサービス代金がかかることが多いです。
それでは、実際に登録する方法を説明していきます。
① アカウントの作成
ブラウザから、Lazadaのトップページにアクセス。
(1)英語に設定
chromeの自動翻訳機能(日本語)を入れている場合、上手くいかない場合があるようです。ひとまず、翻訳機能をオフにして、登録時は英語で進めます。
(2)Lazadaのトップページからアカウントを作成
右上のSINGUPをクリック
登録に必要なのは、以下のひとつ
・携帯電話番号(タイ国内の番号)
・Email アドレス
・Facebook アカウント
・Googleアカウント
タイ国外からの場合、電話以外の方法で登録します。Facebook、またはGoogle アカウントの場合は、FacebookかGoogleのアイコンをクリックすれば、アカウント作成はひとまず完了。
*今回は安全面を考慮して、ひとまずSNSとは繋げずに、Emailを利用して登録する方法を説明します。
Emailの場合
Emailの場合は、情報を入力して、メールアドレスに送られてくる承認番号の入力が必要。
まず、Sign up with Emailをクリックして、次の画面に進みます。
名前、メールアドレス、パスワード、誕生日、性別を登録後、[Slide to get Email Code]の左端にある緑のボタン[>>]を右にスライドします。
送られてきたメールにある数字6桁の番号を次の画面に入力。(英字半角)
Tip✏️【セキュリティー対策】
私の場合はgoogleアカウントを複数作っており、SNSログイン用やお買い物用を分けています。ログインしたままの状態で色んなサイトを使わず、ログアウトは頻繁に。
(google アカウントでログインせず、あくまでメールアドレスのみを登録するのがお勧め)
(4)住所・電話番号を入力
ご利用予定の転送倉庫から指定されている住所を入力します。
住所の入力は、後からでも可能です。業者が決まっていない場合は、決済の時に入力すればOK。
④買い物
気になった商品は、とりあえず、どんどん商品カゴに入れていきましょう。送料などは、あとでじっくり比較を。
過去記事に、お買い物に関する詳細を書いているので、ご覧ください。
【内容】
・信頼度の高いお店かどうか見分けるヒント
・トラブル事例
・忖度商品やお勧め商品のリンク
⑤支払いをする(決済)
支払い方法は以下の通り
Credit/Debit Card | クレジットカード/デビットカード |
Mobile Banking | スマホのAppから銀行決済 |
Internet Banking | PC(ブラウザ)などから銀行決済 |
Pay at store | 店頭支払い(7-elevenなど) |
Installment | 分割払い |
Cash on Delivery | 配達員に現金支払い |
True Money Wallet | お財布携帯 |
日本から購入される方は、クレジットカード支払いを選択されることになるはず。
初回は、カード番号、有効期限、名前を記入したあと、カードの決済システムのページに飛び、そこでカード会社に登録しているパスワード(英数記号入りetc)を聞かれる可能性が高いので、予め準備を。
また、普段のお買い物では、裏面に書かれてある数字の下3桁を入力します。
Tip① ✏️【日本発行のカードが利用できないことも】 日本発行(タイ国外で発行)のクレジットカードを利用した場合、Lazada側の決済システムに弾かれて、支払いができないケースが時々あるようです。 アプリ(スマホ)よりもブラウザ(パソコン)の方が通りやすいとの声もあるので、アプリで無理だった場合、ぜひパソコンで試してみてください。 |
ちなみに私の場合、日本国外で一度も使用していない状態の日本発行のクレジットカードをLazadaの決済に使用したところ、JCB(クレディセゾン)は問題なく使用でき、同日、VISA(UCカード)は使用できず。その後、再チャレンジしたらVISAも使えました。一度ダメだった場合、時間を置いて、再チャレンジしてみてください。
Tip② ✏️【カード情報は登録しない】 LAZADAを含む、海外のサイトでのお買い物には日本以上にセキュリティー面での対策が必要です。まず最初にできる効果的な対策は、サイトやアプリにクレジットカード情報を保存しない、ということ。手間がかかりますが、毎回入力しましょう。 また、もし不正利用が発生した場合にもカードの補償対象期限に気付けるように、可能な限り頻繁に、最低でも月に1回はクレジットカードの利用履歴を確認しましょう。 |
他にも細かい対策方法があるので、以下の記事をご一読ください。
⑥-1 転送倉庫に申請
購入後は、買った商品の詳細や、追跡番号などを転送倉庫に連絡します。
(こちらは、転送倉庫が案内している手順をご確認ください)
⑥-2 タイで受け取る場合
もしタイにいる場合、どうやって配達された商品を受け取るのか?
将来、タイ旅行中に受け取る、という場合を想定して、商品を受け取るまでの流れを説明します。
(1)宿泊するホテルに、あらかじめ荷物の受け取りが可能か確認。
あまり大きい・大量でないもの、宿泊する期間かその直前・直後といった範囲であれば、先方にリクエストしたらOKの可能性が高いです。タイに限らず、最近は通販の受け取り可能な条件を明記しているホテルもありますね。ホテルの予約サイトに書かれていない場合、直接、メールやSNS経由でリクエストをしてみましょう。(英語でOK)
(2)ホテルが受け取り可能な場合、商品を購入。
・OFFICE / HOME は OFFICEを選択
・宅配先は、ホテルの住所と電話番号。ただし、受取人は本人の名前のまま。
・住所の欄に、「ホテルの名前 / 番地 / 通り名 / 地区名」という順に記入します。
住所例:XXX Hotel, 111 Wat Suan Phlu Alley, Bang Rak, Bangkok 10500
・Province(県) は バンコクならBangkok
・District(地区)は英語表記なら、県名(例:Bangkok)の前に表記されているところ。タイ語で地区はkhet(เขต)と良い、例えばバンラック地区なら「khet Bang Rak」と書かれていることも。
(注意1)トンロー〜プロンポン周辺のWattana地区は、LazadaではVattana表記になっています
(注意2)電話番号を、自分の電話番号(タイ現地用)にすると、配送の度にドライバーからタイ語で連絡がきます。ホテルの電話番号を使用します。
(3)注文後、ホテルに連絡
トラブルを減らすためにも、念のために予定日(目安)、箱の個数、発送番号などの情報を伝えましょう。
⑦受け取り
あとは、Lazadaの発送履歴(TRACK MY ORDER)や倉庫の履歴を確認しながら、商品を待つだけ!あまりにも遅い場合などは、Lazadaのセラーや、倉庫へお問い合わせをしてください。
【最後に】個人での海外通販の注意点
・返品、商品が届かないといったトラブルには、基本的に自分で対応・交渉する必要があります。(英語)
・間違った商品が入っていた場合なども、返品する送料の方が商品よりも高いから、泣き寝入りすることも。
・購入量や額によっては、受け取り時に関税がかかる場合もあります。
・カード情報が不正利用される可能性もゼロではありません。購入後は、まめに使用履歴を確認してください。
これらのリスクを理解した上で、できるだけ安全面に注意しながらお買い物を楽しんでくださいね。
その他の注意点や、失敗を減らす方法、お得に買い物するコツなどは以下の記事で解説しています。